瀬戸屋敷を回ったあと、南足柄までのシャトルバスに乗り込みました。行先は「南足柄郷土資料館」。こちらでもひなまつりが開催されているのです。
バスも結構な頻度で到発着を繰りかえし、車内ではボランティアの方がガイドをしてくれます。
庶民のため命をなげうってでも、年貢に反対した下田隼人の話など、興味深い内容でした。
そうこうしているうちに、あっという間に資料館へ到着。現地にはまだ、雪が積もっています。
資料館内は広く、大きな雛壇が入口から迎えてくれます。さらにスタッフの方が丁寧に解説をしてくださり、とてもわかりやすい。
ここでは奥にある、豪華な雛壇に目を奪われました。女雛の冠はまさに豪華絢爛で、雛飾りもそれぞれ大きいのです。
スタッフの方によると、当時は親族がひとつひとつ持ち寄って揃えたので、よくみると大きさ違えば表情も違うのだとか。
きっと、コンプリートするまでには時間とお金が掛ったのでしょう。代々受け継がれるのにも何だか納得です。
瀬戸屋敷は終わってしまいましたが、郷土資料館は3月30日までひな祭りを開催しているそうです。
春の陽気と雛まつり。県内でも最大級の展示数を誇るそうで、圧倒されますよ!