梅の花が美しく咲き誇る3月。今年も「瀬戸屋敷ひなまつり」へ。
今回は「開成町制60周年」を来年度に控えた、記念の開催。見どころのひとつは、なんといっても大きな大きな「大つるし雛」です。
長さ2.4m、直径1.5mの大つるし雛はその数2本。およそ1,000個に上る雛飾りで彩られ、観光客の目を惹きつけます。それもそのはず。ひとつひとつの雛飾りは丁寧につくりあげられ、なかには難易度の高いものもあるそう。
「おととしの秋からつくりはじめて、完成までに1年半掛かりました。はじめは簡単な雛飾りからつくりはじめて、だんだんと難易度を上げていく(笑)」
つるし雛を製作した開成町婦人会長の遠藤さんと蓑田さんは、にこやかに語ります。
「これは個人の力では決してできません。みなさんのお力があればこそ。60周年を心からお祝いし、来場者の皆さんと楽しみたいです」
美しく揺れる大つるし雛を観られるのは3月15日(日)まで。古の伝統と迫力の吊るし雛。まだ行かれていない方はぜひ。
参考:瀬戸屋敷ひなまつり